弊社は国際協力機構(JICA)から受注した5年間の技術協力プロジェクト「カメルーン国内水面養殖振興プロジェクト」を、2025年5月に開始いたしました。本プロジェクトには弊社社員5名が参画しております。
本プロジェクトは、カメルーンの民間セクターとのパートナーシップを通じて内水面養殖セクターの振興を図ることを目標としており、官民の養殖関係者の能力強化、養殖技術の開発・改善、養殖魚の消費促進等を行い、養殖魚の生産から消費まで広範にわたる活動を実施することでカメルーンの養殖振興を図ります。
カメルーンの全国10州のうち4州(中央州、沿岸州、南部州、西部州)をプロジェクト対象地域とし、対象魚種はナマズ(Clarias gariepinus)とティラピア(Oreochromis niloticus)です。このうち、特に現地需要が高いナマズを優先魚種としております。カメルーンではナマズはスープや炭火焼き料理などにして食されています。
2025年6月から8月にかけて現地で養殖現場の調査を行いましたので、その写真をご紹介します。弊社はプロジェクト目標の達成を目指して養殖振興に資する各種活動を実施していきます。