グローバルに事業を行っているインテムコンサルティングは、事業で培った技術力や国際社会での経験を生かし、国際社会に貢献することが使命と考え、さまざまなCSR活動を行っております。
また、国内での研究成果の発表、講演・講義、研修などを通じ、国際協力に対する普及啓発も積極的に行っております。
People, Wetlands, Wildlife(人と湿地と生き物たち)
「People, Wetlands, Wildlife(人と湿地と生きものたち)」 https://pwwj.org/は、日本の豊かな自然と生物多様性、野生動物の魅力を紹介する英語版のウェブサイトで、弊社(インテムコンサルティング㈱)が環境省の補助金をいただきながら制作したものです。
このHPでは北海道から九州まで、日本の主なラムサール条約登録湿地を訪れ、すばらしい自然、人々と生きものの共生を、動画と写真、そしてエッセイで紹介しています。世界のどこかでこのウェブサイトをご覧になった方が、インバウンド(訪日外国人・訪日旅行者)として 日本の自然を訪ねてくれることを願っています。また、コロナ禍の渡航制限等で来日が難しい方々にも楽しんでもらえればうれしいです。
本事業には、環境省、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議、日本国際湿地保全連合(WIJ)、ラムサールセンター(RCJ)など関係機関に多大なるご協力をいただいております。また、制作にあたっては、社外の製作チームのボランタリーな協力とともに、実に多くの有識者の皆様にアドバイザー専門家として助言をいただきました。また、各地域への取材・撮影においては地元自治体や関係者にご協力を賜りました。協力いただいた皆様のお名前を列記させていただき、改めてお礼申し上げます。
本事業の活動やそこで得られた湿地を資源としたインバウンド観光についての知見については弊社の社員がシンポジウムや学会で発表をおこなっております。かかる活動を通じて、弊社のシニアコンサルタントJames McGillが第9回アジア湿地シンポジウムにおける優秀発表賞を、また本事業のコーディネーターとして参画した尾崎友紀が第13回日本湿地学会にて、学会発表賞を受賞しております。
制作チーム/アドバイザー専門家のみなさま(敬称略)
・中村玲子:ライター/エディター。ラムサールセンター前事務局長、現在はフェロー。日本の2005 年11 月、「ラムサール条約湿地保全賞」(教育部門)を日本人で初めて受賞。
・武者孝幸:エディター。ライター。日本のラムサール条約湿地(環境省)の編集業務で、日本のラムサール湿地52か所を取材。ラムサールセンター元副会長。
・田口明男:映像プロデューサー、株式会社アイシーエムケイ所属、自然と野生動物映像製作。
・安部彩野:デザイナー。安部彩野事務所主宰。「日本のラムサール条約湿地」)、「外来生物ハンドブック」、「Global Wetland Outlook(日本語版)」(以上環境省)などのエディトリアルデザイン多数。
・磯崎博司:国際環境法専門家。岩手大学名誉教授。
・名執芳博:日本国際湿地保全連合相談役。日本鳥類保護連盟専務理事。元環境省野生生物課長。
・安藤元一:元東京農業大学およびヤマザキ学園大学教授。専門領域は哺乳類。2020年没。
・藤岡比左志:エディター。日本旅行作家協力協会理事。(一財)地域活性機構理事。元ダイヤモンドビッグ社(「地球の歩き方」ほかガイドブック多数)取締役社長
・島谷幸宏:元九州大学大学院教授(河川工学)。前日本湿地学会会長。2020年から熊本県立大学特別教授。
・黒澤信道:獣医師。釧路丹頂農業協同組合アドバイザー。(公財)日本野鳥の会釧路支部長。
・河野博:東京海洋大学名誉教授(専門領域は魚類学。東京湾の魚類相の調査を長年実施)。
・高田雅之:法政大学人間環境学部教授(専門領域は自然環境政策、景観生態学、生物多様性など)。日本湿地学会理事。
・田辺篤志:ラムサールセンター副会長。熊本大学にて博士号取得。環境コンサルタント
People, Wetlands, Wildlife ホームページ:https://pwwj.org
VIDEO
NGO連携
– Cooperation with NGOs –
ラムサールセンター
弊社は、ラムサール条約の CEPA 活動 (*1)や発展途上国における現地環境 NGO への支援を行っている国際環境 NGO「ラムサールセンタージャパン(RCJ)」に対して、協力金の提供および活動への人材派遣を通じ、支援をしています。これまで、「バングラデシュ沿岸湿地環境保全プロジェクト」「ミャンマー国国際湿地ワークショップ」や「ミャンマー国ウトゥ村での住民参加の持続可能なマングローブ生活林づくり事業」への専門家派遣、カンボジアで開催された「アジア湿地シンポジウム」での研究発表など、CSR 事業として連携を重ねてきました。インテムコンサルティングが展開している PWW のウェブサイト制作事業には、RCJから専門家の協力を受けています。 複数名のインテム社員が同会会員として参加しており、国内での環境教育イベントや普及啓発活動イベントのボランティアとして活動しています。
*1) 交流、教育、参加、普及啓発活動(Communication, Education, Participation and Awareness)
≪参考≫
ラムサールセンター(RCJ)ホームページ:http://rcj.o.oo7.jp/
書籍・論文
– Books/Reports –
インテムコンサルティング社員が発表した書籍・論文の一覧です。
タイトル
雑誌・出版社等
発表年
著者
キーワード
Overfishing and recent risk for collapse of fishery in coastal Mediterranean lagoon ecosystem (Karavasta lagoon, southeastern Adriatic sea)
Fisheries and Aquatic Sciences / The Korean Society of Fisheries and Aquatic Science
2023
長濱幸生、他
アルバニア、乱獲、カラバスタ ラグーン
タイトル
雑誌・出版社等
発表年
著者
キーワード
水面上の生命-Life Above Water『6意志ある所に道は開ける』(翻訳)
TBTI Global Book Series
2022
越後学
水産、小規模漁業
タイトル
雑誌・出版社等
発表年
著者
キーワード
モルディブを知るための35章 『30移りゆく水産業―モルディブとカツオのはなし』
明石書店
2021
越後学
水産、モルディブ
日本のラムサールサイトの魅力を健全なインバウンド観光につなげる試み
楽水 No.875
2021
土居正典
環境保全
途上国の養殖開発への技術協力(下)
水産界(月刊誌)
2021
土居正典
国際協力、養殖
途上国の養殖開発への技術協力(上)
水産界(月刊誌)
2021
土居正典
国際協力、養殖
タイトル
雑誌・出版社等
発表年
著者
キーワード
世界のナマズ養殖の動向
~国際協力の現場から~
楽水 2020年4月号
2020
丹羽幸泰
水産
The Marshall Islands & Japan. In: In the Era of Big Change Essays about Japanese small-scale fisheries
TBTI Global Publication
Series
2020
越後学
水産
「お魚系」開発コンサルタントの世界魚食紀行
湊文社
2020
土居正典
水産
Teacher Agency in South African Education Policy Related to School Safety
Africa Education Review
2020
花屋亜希子、他
教育
タイトル
雑誌・出版社等
発表年
著者
キーワード
ラムサール条約と水鳥の役割 [特集 沿岸水産業の鳥害対策]
アクアネット2019年6月号
2019
大原みさと
水産、生態系サービス、鳥害、 ラムサール条約
カナダでのチョウザメ養殖と天然キャビア製造
アクアネット 2019年5月号
2019
前川晶
水産
タイトル
雑誌・出版社等
発表年
著者
キーワード
私は「お魚系」開発コンサルタント
WAVE
出版
2018
土居正典
国際協力、水産
CPD Intervention for History Teachers: Does CPD for Holocaust Education Promote Social Justice in
South Africa’s Secondary Schools?. In Y. Sayed (Eds.).
Continuing Professional Teacher Development
in Sub-Saharan Africa: Improving Teaching and Learning (pp. 85–108).
Bloomsbury
Academic
2018
花屋亜希子、他
歴史教育、南アフリカ
タイトル
雑誌・出版社等
発表年
著者
キーワード
Social cohesion, violence, and education in South Africa.
In M. Seedat, S. Suffla, & D. J. Christie (Eds.),
Peace psychology book series. Enlarging the scope of peace psychology:
African and world- regional contributions (p. 239–254).
Springer International Publishing
2017
花屋亜希子、他
教育政策、南アフリカ
Education and Social Cohesion in South Africa,
Summary Report.
Centre for International Teacher
Education (CITE),
Cape Peninsula University of
Technology (CPUT)
2016
花屋亜希子、他
教育政策、南アフリカ
東南アジアのパンガシウス養殖
(カンボジア編、インドネシア編)
アクアネット2015年3月号、4月号、5月号
2015
丹羽幸泰
水産
魚百景・百味(45) 鰹だし純情派”カツオ一途”なモルディブの人々
アクアネット 2015年4月号
2015
越後学
水産
イカと液晶
アクアネット 2011年7月号
2011
前川晶
水産
新聞コラム連載「歩の仕事 漁業協力の現場から」1~22
水産経済新聞
2010
越後学
水産
地域資源を活用した田舎ブランドづくり(鹿児島県伊佐市)
財)中小企業総合研究機構
2009
南山智之
地域活性化、ブランディング
太平洋島嶼における漁業管理手法ーマーシャル諸島の沿岸漁業における取組み
日本水産学会漁業懇話会
、口頭発表
2008
越後学
水産
太平洋島嶼における漁業管理手法の開発に関する研究ーマーシャル
諸島の沿岸漁業を事例としてー
東京海洋大学大学院博士学位論文
2007
越後学
水産
どじょうの詩
新風舎
2007
前川晶
随筆
中小企業における情報セキュリティ&個人情報管理
財)全国中小企業情報化促進センター/
中小企業庁
2007
南山智之
セキュリティ、脆弱性、個人情報
マーシャル諸島共和国における漁業資源の利用と管理問題
漁業経済研究
2006
越後学
水産
中小企業における知的財産の利用実態に関する調査
財)中小企業総合研究機構/内閣府
2004
南山智之
知的財産権、特許、ブランド
高付加価値型企業(中小製造業)への展開に関する調査研究
(知識創造型企業を目指して)
財)中小企業総合研究機構
2002
南山智之
企業付加価値、知識創造
講義・講演
– Speeches/Lectures –
インテムコンサルティング社員は時間の許す範囲で、国際協力事業や専門分野の講義・講演を積極的におこなっております。
以下は、教育機関様等のご要請に応えて無料あるいは若干の謝金により実施したCSR活動です。
通常業務として実施させていただいている研修につきましては、本ホームページの業務内容をご参照ください。
講義名
主催
日時
担当者
キーワード
開発現場でのワークショップ
専修大学
海外特別研修
2023.6
塙 暢昭
参加型開発、ファシリテーション
開発コンサルタントの実務
(講座資料はこちら )
明治大学
就業力育成総合講座B
2023.5
土居正典
国際協力
講義名
主催
日時
担当者
キーワード
開発コンサルタントへの道
(講座資料はこちら )
明治大学
国際社会におけるキャリア入門講座
2022.11
土居正典
国際協力
開発コンサルタントによる開発の実践
神戸大学 JICA連携講座「国際開発援助論」
2022.11
大谷雅代
教育協力、開発援助
Gender Mainstreaming in SHEP Approach
JICA
2022.2 / 2022.5
山口綾
ジェンダー主流化、国際協力
Gender Mainstreaming and Project Management
JICA
2022.2
山口綾
ジェンダー主流化、国際協力
講義名
主催
日時
担当者
キーワード
Gender-responsive Problem and Objective Analysis
JICA
2021.11
山口綾
ジェンダー主流化、国際協力
開発コンサルタントによる開発の実践
神戸大学 JICA連携講座「国際開発援助論」
2021.11
大谷雅代
教育協力、開発援助
アフリカでのコンサルタントの活躍
JICA関西/神戸大学
2021.10
佐藤信
国際協力
Gender Mainstreaming in SHEP Approach
JICA
2021.7 / 2021.11
山口綾
ジェンダー主流化、国際協力
Promotion of Wise Use of Japanese Ramsar Sites by Supporting Wildlife Tourism
People, Wetlands, Wildlife (PWW) Wildlife Tourism Promotion Project
Asia Wetland Symposium(AWS)
2021.7
James McGill/
尾崎友紀
環境保全
「開発と教育」-紛争・災害後の教育を考える-
国際基督教大学
2021.6
武藤小枝里
教育協力、アフリカ人材育成
開発コンサルタントへの道
明治大学
就業力育成総合講座Ⅱ
2021.5
土居正典
国際協力
講義名
主催
日時
担当者
キーワード
The Fisheries in Japan and Japanese ODA Project
Bangladesh POUSH
2020.12
土居正典
国際協力、水産
私は「お魚系」開発コンサルタント~来たれ、若手ODA戦士たち~
ECFA
2020.8
土居正典
国際協力、水産
講義名
主催
日時
担当者
キーワード
SDGsワークショップ
SDGs 4「質の高い教育をみんなに」-技術教育・職業教育-
明治大学
2019.11
武藤小枝里
教育
毎日メディアカフェ 国土緑化推進機構助成案件【インド「持続可能な生活林づくり」】事例紹介(ラムサールセンター)
毎日新聞社
2019.11
大原みさと
植林、国際協力、NGO
「開発コンサルしかしらないアフリカビジネス」さかなを育てる – ひとを育てる~淡水魚養殖事業と産業人材育成~
ECFA/
TICAD7
2019.8
土居正典/
武藤小枝里
国際協力、水産
講義名
主催
日時
担当者
キーワード
立教大学全学共通カリキュラム「フィールドから考える現代世界の暴力と平和」 「アフリカ―開発コンサルタントとして見る変容」
立教大学
2018.6
玉木智宏
国際協力
講義名
主催
日時
担当者
キーワード
Addis Ababa Symposium on Skills Development Skills development in the global and
African context, in relation to the labor conditions in Ethiopia
大学・民間企業関係者/名古屋大学
2017.8
武藤小枝里
教育
国際協力キャリアセミナー 「国際協力分野におけるキャリア形成で大切なこと-アフリカ諸国での経験から-」
広島大学
2017.1
武藤小枝里
キャリア・人材育成
The 347th IDEC Seminar Technical Vocational Education and Training (TVET)
in Africa: Skills Development as a Clue to Solution
広島大学
2017.1
武藤小枝里
教育
モルディブ国における水産開発計画の策定
技術士会水産部会
2015.11
土居正典/
越後学
水産
開発コンサルタントの実務と倫理
高知高専
2015.11
土居正典
国際協力、水産
水産分野の国際協力とコンサルタントの仕事
東京海洋大学
2015.3
前川晶
水産
湿地保全とワイズユーズに関する事例発表(アジア湿地シンポジウム)
国際湿地保全連合,ラムサールセンター
2014.11
丹羽幸泰
環境保全、湿地
青年海外協力隊経験者に向けた進路開拓セミナー
JICA青年海外協力隊事務局
2013.7
大内聖一
国際協力
開発コンサルタント入門
日本大学生物資源科学部
2013.5
土居正典
国際協力、水産
Development of Sustainable Aquaculture in Japan
JICA/TIKA/
MARA
2012.10
根崎悟朗
国際協力、水産
水産分野における私の国際協力ノート
技術士会水産部会
2010.11
土居正典
国際協力、水産
Aquacullture in Japan
JICA/TIKA/
MARA
2010.10
根崎悟朗
国際協力、水産
Kalkan Culture in Turkey
アンカラ大学(トルコ)
2010.10
根崎悟朗
国際協力、水産
海外青年協力隊の活動説明会(日本大学生物資源科学部向け)
JICA横浜センター
2009.5
大内聖一
国際協力、水産
実践報告(開発途上国における国際協力) 2中南米編
地球環境基金
2008.11
土居正典
国際協力、自然環境
Flatfish and shrimp culture
アクデニズ大学(トルコ)
2008.10
根崎悟朗
国際協力、水産
「環境分野における国際協力」– NGO・NPOの視点から –
地球環境基金/自然環境研究センター
2004.12
土居正典
国際協力、自然環境
フイリピン水産セクターにおける日本の技術協力、資金協力
鹿児島大学水産学部
1998.12
土居正典
国際協力、水産
グローバル教育・人材育成
– Global Education/Human Resource Cultivation –
インテムコンサルティングでは、諸外国との相互理解の推進とその先にある国際協力の仕事を、若者世代に伝え、広く世界に目を向けて頂くため、弊社の国際協力事業の紹介を通じ、国際理解教育の機会を提供しています。
これまで、修学旅行のプログラムで弊社に訪問頂いた中学・高校生の参加者や、大学での講義において、開発援助の現場での業務、赴任先での活動、異文化等を紹介する活動を行っております。
修学旅行プログラム受け入れ実績
日時
プログラム
学校名
2019.12.4(水)
「国際理解の大切さを知る」
新潟市立木戸中学校
2019.10.8(火)
「コンサルタントってどんな仕事?-SDGsの実現に向けて、
社会の開発課題に取り組むプロフェショナル!」
新潟県立新潟中央高等学校
2014.8.26(火)
「国際協力とコンサルタント」
新潟県立津南高等学校
さらに、日本の大学院等で学ぶ途上国からの留学生にインターンの機会を提供し、途上国の産業開発に資する人材育成を支援しています。これまでに「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ (ABE イニシアティブ)」プログラムにて来日したベナンやウガンダ共和国からの留学生に対し、研修後のインターンとしての受入れ企業を紹介したり、研修先の高校等と連携した職業訓練・就職支援分野にかかる実践的な指導をおこなったりしております。