『私は「お魚系」開発コンサルタント―アジア、アフリカ、中南米の最前線で36年間―』 土居正典 著
WAVE出版 2018年7月発行 四六判 192頁 価格:1,620円(1,500円+税)
本書ではODAの開発コンサルタントとして私が取り組んできたプロジェクトを題材に、国際協力事業の最前線の様子を伝えております。その過程で国際協力にかかるスキームや用語の解説をおこなっており、この業界に興味を持つ若い人達の良き参考書になると自負しております。
執筆の動機は開発コンサルタントと言われる人ってどんな人?と言う素朴な疑問に答えること、すなわち、ひとつのキャリアパスの実例を示すことで業界の活性化にも繋がるのでは、と思ったことでした。
目次建ては次のとおりです。
序 章 開発コンサルタントの休日│西アフリカ・コトヌーの一日
第一章 私が業界に入るまで
第二章 駆け出しコンサルタント奮闘す
第三章 「JICA専門家」時代
第四章 コンサルタントとしての再出発
第五章 カンボジアの養殖普及プロジェクト
第六章 ベナンでの養殖プロジェクトへの参画
第七章 「お魚系」開発コンサルタントとして考えたこと
文章は軽いタッチで、適宜ユーモアも交えつつ書きましたので、一気読みできる一冊になっております。類書は少ないと思いますので、学生や一般読者だけでなく、これからの国際協力のあり方を考える技術士諸兄の皆様にも読んでいただきたいと祈念しております。
それから、本書の表紙は酒場でたまたま知り合った多摩美術大学の秋山孝先生(ポスター美術では数々の国際賞を受賞している大御所)の手によるものです。モチーフは、私自身と、その学位論文でとりあげたゴマフエダイと言う魚です。
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